ロダン２１は、和歌山県の紀の川市にある公立那賀病院にて「地下水汲み上げ処理システム」を第一号プラントとして設置しています。

主に中間水道と医療用水を供給する事が目的です。

公立那賀病院は、災害時における医療救護活動の中枢施設となる病院として国から「地域災害拠点病院」と指定されています。

和歌山県下にて被災地からの重症患者の受け入れ機能などを備えており、万全のライフラインの確保の一つとして「上水道」以外の第二の水の供給源として、本システムを導入しております。

また、自然災害の多い日本で、特に沿岸部での地震や津波による事業継続のリスクは高く、過去の災害の事例から推測すると、沿岸部に位置する病院や施設は機能不全に陥ると予測されています。

その中で、公立那賀病院は、和歌山県の中山間部に位置する病院であり、地震発生時に津波等のダメージが少ないという立地を活かし、災害時の救済拠点のモデルケースになり得ることが期待出来るため、生活用水等の水源として活用することを目標としてこの事業を行っております。

発端は異業種での活動でしたが、現在は株式会社ロダン２１の一つの事業として確立し、和歌山県の地元水道業者様と手を組んで日々邁進しています。

安全な水質確保への取り組みとして点検・水質検査を頻繁に行っており、常に利用者様へご安心いただける環境づくりを徹底しております。

福岡水道設備の従業員（左3名）と、ロダン２１社長の横田