
<ルソンの壷とは?>
「ルソン壷」は、安土桃山時代に海外から輸入された陶器で、今も日本各地の博物館で目にすることができます。
大阪・堺の商人、呂宋助左衛門は、文禄2年(1593)、フィリピン・ルソン島で日用品として使われていた壷を「日本に持ち帰れば茶壺として売れる」と大量に輸入しました。
ねらいは的中し、時の権力者・豊臣秀吉や千利休がルソン壷を高く評価しました。
そして、豪商や大名が争って求めるお宝となり、助左衛門は巨万の富を築いたというのです。
そして現代。
関西には、助左衛門のように、独創的な発想でビジネスチャンスや時代を生き抜く方策を見つけ、活躍している企業・団体が数多くあります。
様々なジャンルで活躍する経営者の着眼や発送から、「現代のルソン壷」を見つけていきます。
原則 最終日曜日 午前7時45分~8時25分
司会:田代杏子アナウンサー
コメンテーター:名越康文(精神科医)
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